採用情報

当社の役割について
まちづくり(インフラ整備)の公共事業と一口に言っても、道路事業、密集市街地事業、再開発事業、土地区 画整理事業など様々な手法があります。
まちづくりの公共事業を進めるにあたっては、多くの場合、地権者の方々の”移転”という問題に直面します。
わかりやすい例でいえば、消防車が入りやすく避難しやすい広い道路を整備することは、防災に強い街づくり には不可欠になります。

しかし、新設や拡幅する道路上に建物があれば、建直しの必要がでてきます。公共事業を原因とし、税金を使って建直ししていただくのですから、まず公正な基準に則った補償金を算定することが必要です。続いて、その補償金でどうしたら建直しができるのか、その道筋をつけることが求められます。

事業を円滑に進めることを「事業推進」、移転される方々が無理なく移転できることを「生活再建」と言います。公共事業を推進する役所の方に「事業推進」を、実際に移転を余儀なくされる方々との話し合いを通じて「生活再建」をサポートすることが当社の仕事なのです。移転があって、初めて事業が進捗し、完成につながるわけです。当社は事業を進める上で、とても重要な役割を担っていると言ってよいでしょう。
当社の業務について
補償コンサルタント /
折衝・生活再建サポート業務とは
補償金を、移転される対象の方に提示し、移転のご同意を得ます。
そのために、移転先、資金、税金、登記など、移転に伴う様々な問題を解決し、移転がスムーズに実現できるよう、移転対象者の方をサポートする業務です。
具体的な仕事内容
地権者の方々に、事業内容や意義、スケジュールを説明します。
その際、要望やお悩みをヒアリングします。
補償内容の説明をします。
補償内容の説明と同時に、移転していただくにあたって、何が問題になるのかを具体的に把握します。
納得いただける生活再建案をご提示します。
移転に伴う課題やお悩みを解決できるよう きめ細やかな対応で、ご納得いただけるような企画案を提示し、移転にご同意いただきます。
移転が終わるまで徹底したフォローをします。
移転にご同意いただいた後も各種公共機関とのやりとりや、書類作成など幅広い業務に対応して、地権者の方々が安心して豊かな生活を送っていただけるようフォローしてゆきます。
補償コンサルタント /
調査・算定業務とは
移転の対象となる建物の現状を現場で調査してCADで図面化し、補償金を算定します。
ルールに基づいて、どんな補償の仕方が適正なのかを役所の方々に提案する業務です。
具体的な仕事内容
対象となる建物の現場調査を行います。
建物の間取りや仕上げを現地で細かく図面にします。
外まわりの工作物や庭の樹木なども調査します。
調査内容を図面化します。
CADを使って、現場調査の結果を図面化します。
役所の方と協議を行います。
発注者に適正な補償方針の提案をし、協議して決定します。
補償金を算定し、報告書を作成します。
基準に基づいて補償金を算定し、報告書にまとめます。
先輩メッセージ

2017年入社 / 開発部

鈴木智之

出身:

千葉県柏市

趣味:

お菓子とパン作り、そば打ち、漬物作り

特技:

日本近世以降の古文書が読める/トラクターとフォークリフトを動かせる

■私は今こんな仕事をしています
すべてが
自己成長に繋がる
■私は今こんな仕事をしています

私は元々公務員を志望していましたが、その願いがかないませんでした。でも安定していて、公共性の高い仕事がしたいという思いは変わりませんでしたね。そんな思いをもちながら人材募集のサイトを通じてNISSOと出会いました。祖父の土地(山林)が区画整理の地区内にはいっていて、貯水池ができたりしたのを、わりと身近に見ていました。それが、都市開発の仕事に興味をもったキッカケでした。NISSOが公共事業関連の業務が中心で、歴史もある会社であったことが入社の決め手でした。まさか受かるとは思ってなかったのですが、縁あって入社することができました。 前置きが長くなりました。私の今の仕事は、補償の内容や金額を、土地や建物の所有者の方に説明し、移転のご承諾をいただく業務です。お役所の用地課とか街づくり課などで行っている業務ですが、昨今は私どものような民間業者への委託が増えてきています。事業にご協力いただけるよう役所の担当者ともども粘り強くご説明します。実際にその補償金をどのように使って、移転していただくことができるのか、生活を再建することができるのか、具体的な方法をアドバイスをしながらお手伝いもします。税金を使って行う事業なので、役所の担当の方とも情報共有を図りながら、慎重に進めてゆきます。工事がスムーズに進むように、業者の方とも段取りの打合せもしますし、定められた期限に完了するようスケジュールの管理も行います。
 入社当時は街づくりや補償の知識は全くのゼロでしたので、逆に見ることやることのすべてが新鮮でした。最近少々マンネリ感が出始めて自戒していますが、当時の新鮮な学ぶ気持ちだけは持ち続けていたいですね。なにしろ、この業界はいろいろな知識を幅広く習得することが常に求められますから。

■やりがいを感じる瞬間
■やりがいを感じる瞬間

移転の対象者となる方から、補償金を使って、建て替えや、店舗のリニューアル、相続問題の解決などが図れたことで、大変喜んでいただいた時が「あぁ人のためになったんだな」と実感できて一番やりがいを感じます。
その一方で事業になかなか理解を得られない権利者の方とのお話の機会すらつくることができなかったり、いくら事業の必要性や補償金での移転が可能かを説明しても理解いただけない場合にストレスは溜まりますよね。でもそんな自分1人でどうにもならない時は、上司のヘルプや役所の方の協力も仰ぎながら、なるべく1人で抱え込まないようにみんなを巻き込みながら進めてゆくことにしています。そんな場合で権利者の方の承諾に至った時は難しかっただけに達成感もひとしおですね。

■NISSOのよいところ、わるいところ
■NISSOのよいところ、わるいところ

仕事をする上では、NISSOはこの分野では、歴史も長いだけに、事例や実績が豊富なので、わからないことは過去の解決事例などがとても役に立ってます。歴史はあるのですが、あまり格式ばっていないというか、若手の意見が尊重される社風、思ったことを言える環境だなって感じることが多いです。
 一方ここはどうかなって思うのは、業務の締め切りが近くなってくるとがんばればなんとかなるよ的な昭和的な雰囲気が残っている点がまだ遅れてるなと感じるところです。もうちょっと合理的にやればいいのにと思うこともあるので、ここらへんは我々若い世代が物申して、変えてゆきたいところですね。

■いつも心がけていること

私の今のモットーは「NISSOを好きになる」です。少し変わった目標ですねとよく言われますが、どんな仕事でも結構キツイところがあるし、いやだなと感じるところがある。やっていてやりがいを感じられない部分もあるのは当然です。
でもNISSOという会社の社風、雰囲気、在り方、社員などどこかを好きになれれば、自分のモチベーションもあがるかなと思って、自分なりに、言い聞かせています。日本のサラリーマンは会社が好きでない人が大半と言われているというのを何かで読んだ覚えがありますが、あえて、自分は違うんだと思えるようになりたいですね。

先輩メッセージ

2013年入社 / 補償部

小川加那子

出身:

徳島県阿南市

※海まで歩いてゆけるところです

趣味:

ゲーム 特にRPG ソシャゲ

※ゲーム時間捻出のため家事時短模索中

特技:

布団に入って1分以内の就寝

※これは誰にも負けません
■NISSOに入社を決めた理由
自分を生かす
新しい世界への挑戦

前職は設計事務所で構造計算の仕事をしていました。当時は出勤時間が10時からだったので、終業時間も遅かったんですね。それに残業も無茶苦茶多かったので、もう少し条件のいいところないのかなと思って転職活動を始めました。
マイナビを検索する中でNISSO採用欄に、「CAD」使える方、「建築学科卒業」の方優遇という条件があったので、これはそのまんま自分に当てはまるなと思ったのが、応募した理由です。結構単純なことでしたね。NISSOの会社の業務内容も全く知らなかったし、「補償」って何のこと?こんな仕事があるの?みたいな感じでした。何をやっている会社かはわからなかったけれど、そのこと自体はそんなに気になりませんでした。なぜなら、自分の技術や知識が生かせて、逆に何か全く別の新しい世界を経験してみたいという思いの方が強かったからです。面接では、支店長さんからも熱心に入社を勧められたこともあって迷うことなく結構すんなり入社を決めました。

■私は今こんな仕事をしています
■私は今こんな仕事をしています

補償の調査や金額を算定するためには、現場で建物や構築物の調査をして、それをCADを使って図面にして、積算します。調査や積算にあたっては公共事業で使う基準があって、そのルールにしたがって行います。税金を使って行う事業なので、公平さが一番求められるのですね。調査の対象は一般の住宅や商業ビル、工場など様々で、中にはお寺があったり、学校があったり・・・・。また、建物だけでなく、お庭の調査もあったりします。
前職と違っているのは、前職がパソコンの前にずーっと座りっぱなしだったのに、今の仕事は、結構外に出て、人と会う機会が多いっていうことです。仕事を受けた時は、役所の担当者と段取りの打合せをしなければなりませんし、納品の際には、調査書の内容説明もします。調査に入る前には、役所の方と一緒に建物の所有者の方に挨拶し、調査の日程調整をします。調査中も所有者の確認や増築の有無とか、いろいろと確認することがでてきます。
結構気を遣うことも多いですけど、これも仕事と割り切って取り組んでいます。

■未来のワタシ
■未来のワタシ

【仕事面】
今、熱心に取り組んでいるのが資格試験です。補償業界には「補償業務管理士」という超マイナーな資格(笑)があるのですが、これが、物件部門、営業・特殊部門、土地調査部門などなど全部で8部門もあります。現在3部門取得していますが、できれば全制覇といきたいところです・・・・(でもなかなか大変)。少し時間がかかるかもしれないけれど、1つ1つ取り組んでゆきます。資格というものは、私は仕事をする上できちんと勉強してますよ、知識はありますよという「信用」を相手の方に示すものですよね。専門的な仕事をするにあたっては、特に必要なものだと思っています。補償の世界はその扱う分野がとっても広いので、知識面でも幅をひろげながら、同時に実務も多くの経験を積み重ねてゆきながら、全体像を少しでも早くつかんでゆきたいです。まだまだ見えていないことも沢山あると思っています。そしてNISSOでは、なくてはならない人材になりたいし、先々にはこの業界ではどこの会社にいっても通用する人材に成長していたいですね。

【プライベート面】
平凡であることを大事にしたいです。きちんと毎日お仕事して、帰宅してから、モロモロの家事、雑用をこなして、家族とたわいもない会話をして、安心してぐっすり寝て、すっきり目覚めて、たまには外でおいしいもの食べて・・・・・。つまらないことかもしれないけれど、何気ない日常を大切に、丁寧にすごしてゆくこと。これ以上幸せなことはないと思っているんです。なんか夢がないようでごめんなさい。 だから今の延長線上で、仕事と家庭は偏りなく両立させてゆきたいです。それが私の幸せの源泉ですからね。

■これからNISSOに入社を考えている方へ

私は大学で建築の勉強をしましたけど、仕事をする上では必須の条件ではありません。前職が大手スーパーや造園業の方など全くの畑違いから入社して活躍されている人もいます。やっぱり、新しいことに挑戦してみよう、これから新しい専門知識を身につけようっていう意欲があることが一番大事です。
前の会社は仕事をしてゆく上で、職場の人間関係がギスギスしてましたが、今はわからないことは誰にでも聞けるし、よく教えてもらえます。そんな風通しのいい会社だと思っています。
発注先のお役所の担当の方も女性が増えてきています。私の上司も女性です。女性でも男性と対等にできるお仕事なんですね。マイナーな業界だけれど、それだけに希少価値もあると思います。是非NISSOの扉をあけてみて下さい。

1日目
8:50 出社
9:00 スケジュール等確認 朝のメールチェックを行い、返信。
本日のスケジュールと使用資料の確認をしました。
すぐ出発です。
10:00 〇〇区定例会出席 毎月1回行われる〇〇区との定例会に出席しました。
NISSOから5人、〇〇区より担当者4人が出席しました。
委託地域の権利者様との話し合いや移転の進捗状況など の報告を行い次の対応を協議します。
段取りについては区担当者の了承をもらいながら 決めてゆきます。
私はレジュメに沿って、司会進行を行いました。
12:00 昼食 役所近くのお店で大好きな豚骨系ラーメン。
13:30 〇〇様宅訪問 ××市から委託の密集事業の権利者様のお宅を訪問。
〇〇様の外構工事について〇〇様や工事業者さん とも打合せをし、工事の段取りを確認しました。
15:00 資料作成 本日の〇〇様との打合せ内容を記録簿に残します。
進捗状況の報告の資料として役所に提出します。
16:00 資料チェック 明日の××様に提示する資料をチェックします。
補償金の提示書や移転の対象となる物件をわかりやすく 示した図面を作成しました。
17:00 退社
2日目
8:50 出社
9:00 スケジュール等確認 朝のメールチェック。
本日のスケジュールの確認をしました。
9:10 TEL連絡 メールで質問のあった件で、役所担当者にTEL連絡。
9:30 社内/班ミーティング 自分の担当する業務の進捗状況を上司に報告します。
合わせて進め方についてのアドバイスももらいました。
10:30 工程管理 仕事が少々たて込んできたので、段取りを整理し、 作業工程の見直しを行いました。
TEL連絡 午前中に××様に来週訪問のアポイントをとりました。
12:00 昼食 本社近接の居酒屋店でワンコインランチ。
昼食後本社裏のヨドバシで新型スマホのチェック。
13:00 資料作成 来週開催される〇〇区の「補償説明会」の資料を作成しました。
事業の概要・スケジュール、補償内容、建物調査方法 などまとめました。
18:00 △△様宅訪問 △△様のご都合で説明の時間が夕方になりました。
先輩社員と同行し、△△様に補償金の提示と、その内容説明と今後のスケジュールの説明を行いました。
19:00 退社
1日目
9:30 現場直行 今日は現場調査なので、現場に直行しました。
10:00 〇〇様宅訪問 〇〇様の木造建物の調査に入りました。
敷地の大きなご自宅でしたので、調査員4名で 建物内部と外構と分担して作業を行いました。
私は建物の1階部分の調査を担当しました。
12:00 昼食 現場近くのファミレスでランチ。
14:00 資料整理 帰社してまずは今日の調査資料の整理を行います。
現場で書いた図面の確認、借用した図面のスキャン、 写真データの取り込みなどをして、今後の作業計画を 立てました。
15:00 図面作成 建物の平面図のアウトラインをCADで作成し、 他の部分を若手社員に作成の指示をし、分担して作業を 進めます。
16:30 報告 本日の作業の報告を上司に行いました。
少し予定より遅れ気味なので、段取りを一部変える よう指示がありました。
17:00 退社
2日目
8:50 出社
9:00 スケジュール確認 今週の現場と来週の納品予定を確認しました。
9:30 図面チェック 昨日作成してもらった若手社員の図面のチェックを 行い、次の作業を指示しました。
10:00 社内打合せ ◇◇工場の補償の方針について上司と 打合せをしました。
12:00 昼食 自宅でつくったお弁当。
14:00 納品 委託を受けた××市に調査書を納品しました。
役所の方には、調査書の内容と算定のポイントを 説明し、質問にお答えしました。
16:00 問合せ対応 帰社すると△△市の担当より以前納めた調査書に ついての問い合わせがあり、参考になる資料を 送っておきました。
16:30 算定作業 遅れ気味だった□□ビルの単価入力を行いました。
19:00 退社 少し残業になってしまいました。
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